バリュー価格とはこういうこと! グランド セイコー「SBGH205」は“上がりの時計”なのか?

セイコーウオッチはグランド セイコーの新作を発表。価格は3万4658円、6月3日(土)に発売を予定している。

グランド セイコーの新作に、ひとつの完成形を見た!

グランド セイコーの新作は、前作同様に1965年に誕生した2代目グランド セイコー“ハイビート36000”のデザインを着想源とした。スーパーコピー 時計無駄のないダイヤルレイアウト、エッジを際立たせたシャープなケーススタイリング、ボックス形状のガラスを特徴とする。

グランド セイコー オートマティック ハイビート36000 マスターショップ SBGH205

Ref.(型番号) SBGH205
Grand Seikoロゴをダイヤル上部にセッティングした新デザインのダイヤル。グランドセイコー スーパーコピーが誇る36,000振動/毎時のハイビートムーブメント「9S85」搭載。時計の傾きによる誤差が起きにくく、安定した精度を実現したハイビート36000。上品で飽きのこないデザインはセイコーウォッチメイキングの神髄です。

ダイヤル:ブラック
【特徴】
オートマティック(9S85)
ハイビート36000
55時間リザーブ
日付表示
【仕様】
ステンレススティール製のケース
ステンレススティール製のブレスレット
サファイアクリスタル(無反射コーティング)
シースルーケースバック
10気圧防水
ケースサイズ(横):40.2㎜

細かく見ていこう。視認性と高級感をさらに向上することを目的に、太く長い3面カットの時分針を採用した。大胆な多面カットが施されたケースは、鏡面仕上げとヘアライン仕上げを組み合わせるなど、2代目グランド セイコー“ハイビート36000”のデザインを踏襲しながらも、現代的なスタイリングに進化させている。

ダイヤルカラーは2種類。シルバーモデルは、ダイヤルに繊細な放射模様を施し、“ハイビート36000”のオリジナルモデルがもつ滑らかで上品な質感を表現した。

また、新色としてブラックを追加。エッジを際立たせた、シャープな造形のケースデザインとの調和を目的に開発されたこの新色は、洗練された印象を与えることにも成功した。

“ハイビート36000”のオリジナルモデルに搭載された手巻き式のムーブメントに対して、新作はセイコーの現行機種においてはもっとも薄い自動巻き「キャリバー6L35」を搭載する。さらにケース構造と風防を改良することによって、2代目キングセイコー“ハイビート36000”のオリジナルモデルよりも0.2mmの薄型化を実現したのは特筆すべきポイントだ。

これまでのレギュラーモデルと同様、フラットな多列ブレスレットを採用。快適な装着感を実現しつつ、グランド セイコー専用レザー ストラップと自由に組み合わせを選択できるなど、新しいキングセイコーも実用性向上の追究に余念がない。

無駄を徹底的に省いたデザインは、じつに端正な美しさを引き出した。2022年に発表されたグランド セイコーの解説でも同じ表現をしたが、今回も。
その見た目品質は価格以上のものがある。

いわゆる上がりの時計とはこういうことなのではないか?
そんな気持ちにさせてくれる新作の完成度には改めて拍手を贈りたい。